ファッション化するオタク文化 ~家族の再々集結を目指して~

FF7R3作目のタイトルはRE:END、ぜってーこれ。間違いなくこれ。確実確定確信でこれ。もし違ったら、僕に顔射してもいいし、されてもいいよ。マジで顔射賭ける。ビュルルルッッ!

きっとお前の生き方はこれからも難儀なんだろう だから自分くらいは救ってやれ

16なGEEEEEEEEEE!!!!全然終わんねーよチクショウと思いながらやってたが、ようやく終わった。まあ自分の集中力が無さすぎなのも悪いんですが。親切設計にしすぎたせいでサブクエとリスキーモブを無視できずに全クリ前に全部こなすことになったからと一応言い訳しとこう……。発生時期と条件わかりにくくしてくれた方が1週目は先進めるふんぎりもつこうというものだから……。

まずシナリオについて。情報出始めたの2年半ぐらい前でしょ。その時から「シナリオ自信あります!かつてFFに夢中になって年を重ねたゲーム戦士達が満足できるシナリオになってます!」って事前インタビューの度に言ってたから、よほど期待できるんだろうなと思っていたのだが……。

また死んだってことでおkなの?なんで2作続けて死んでんねん。最後の最後で台無しになったわ。これだけその道のプロが集まって、これだけ時間かけても、大人向けダークファンタジーやりますってなると、こういう安直な答えしか出てこないんだな。言ってたじゃん、「大人になってみんな辛いことも色々あるだろうけど、そういう中で負けずに頑張ってる人達が共感できるハナシになってる」って。できるかボケ。頑張って燃え尽きて最後死ねってか?それとも共感できないのは俺が無職だからか?社畜なら共感できんのか?だったら社畜専用と事前に言っとけ。何のための体験版だ。

クライヴが良い主人公だっただけに、余計残念だ。このEDで「よし、俺もクライヴも負けないように明日から頑張ろう!」なんて思うゲーム戦士いねーよ。ここが分かれ道なんだよ。安易なやり方で「よし、ソレっぽくなったな」と自己満で終わるか、「数十時間費やして最後がこれだと客は満足するだろうか」と思えるか。主役ってのはコントローラー握ってる人間が一番感情移入するキャラで、ずっと操作してきて、そいつを通して向こう側の世界を見てるんだから、それが死んでいい気分になる奴なんていないんだよ。クウガだって五代死亡エンドなら名作にはならなかった。「クウガも散々暴力を振るってグロンギを殺してきたのだから、その罰は受けなくてはならない。だけど、こんな終わり方で子供達が未来に希望を持てるだろうか。一年間クウガを応援してくれた者達への裏切りではないのか」と客の方に顔を向けて、いかにもソレっぽい終わり方を自分から捨てる勇気を持てたから、客から高く評価されるんだ。

次、グラについて。この間まで7RMやってたから色々比べちゃうけど、PS5専用で作られた割には7RMと大して変わらなくないか。むしろ負けてんじゃないかと思う場面もあるし、まぁ向こうが相当リキ入れて作ったってことなんだろう。ジルと比べるとエアリスとティファって目がクソデカ。まるで美少女キャラみたいだぁ…(直喩)

モブが洋ゲーみたいなビジュアルだけど、サブクエクリアするとみんなちゃんとお礼言うし、人当たりいい奴ばっかりだよね。ダークファンタジーと言えど、こういうところは素直なんだよな。洋ゲーのモブって態度悪い奴か人生に絶望してるような奴ばっかじゃん。

次、戦闘について。回復がアイテムなとこは15と同じだよなー。まぁ持てる数が文字通り桁違いなので、ポーションガブ飲みと揶揄してた連中はさぞ喜んでんだろ。ほら、もっと喜べよ。空中の敵に攻撃するためにジャンプがあるのかと思ったら、クソ低ジャンプ過ぎてシフト頼みになるとこは同じなんだけど、今回はジャンプで攻撃避けられる様になったのは進歩か。つーか7RMみたいに空中の敵を狙う時はオートジャンプになるって方式でいいんじゃないの。わざわざジャンプのためにボタン一つ使わなくたって。

アクションとは言えど死にゲーじゃないんだから、介護アクセは使わなくていいだろうと思っていたのだが……。合法だというから1回だけなんて軽い気持ちでオートアタックリングに手を出してしまったら、結局ズブズブの依存症になってしまった。僕が手動でやるより強い上にイカしてるから望んだクライヴの姿になってるし、自分の操作がすげー上手くなったように思えて気持ちよくなってしまう。自分は全くの部外者なのに、自分が好きなアニメが人気になってるだけで俺もすごいとその気になっているみっともないバカの気持ちがよく分かる。

こういうアクセでバランスとるのは良い方法で、さすがにこれは時間かけて考えただけはある。「アクションにしたんで、苦手な人はイージーモード選んでください」と言われて納得できるFF専修はいない。イージーっていう単語でもう拒否反応が起こるし、こっちにも意地とプライドがあるのだから、敵に手加減してもらったから勝てたなど冗談ではない。

だったら、敵を弱くするんじゃなくてこっちを強化する方向でいけばいいということで、こういう強化アクセだと思えば自分を赦せるのである。敵を弱くしているわけではない、ここが重要なのだ。難易度を下げてるのと変わらないのではないかという声もあろうが、こちらを強化することを難易度を下げることに含めてしまうと、じゃあどこまでの強化なら難易度に影響しないのかっていう正解のないハナシになってくるし、突き詰めれば初期レベルと装備で戦うしかなくなる。僕は合法であればバランスブレイカーでも躊躇なく使うし、戦士を強くすることそのものに悦びを覚えてるから、強化する方向であれば歓迎なのだ。

さらに貴重なアクセ枠を一つ潰してるのが、逆に良い効果を生んでる。オプションでオートアタックモードに設定変更できるとかだとノーコストの罪悪感もあったろうが、こっちも払うもん払ってるんだから見返りはあって当然と堂々と使える。

まぁ今回わざわざ介護アクセ複数用意したのも、単なるアクションじゃなくてコンボアクションがメインだからってことなんだろうな。アクション要素のあるFFなんて今じゃ珍しくもなんともないが、いわゆるコンボゲーってのはなかった。格ゲー要素の強いディシディアでさえ、コンボ要素は申し訳程度にあるぐらいで。だからクレームが来ないように慎重になって特養並みの介護を用意した。

敵の攻撃避けながら、召喚獣切り替えてコンボ繋げるってのがいやーきついっす。そこにトルガルへの指示も入れろとかパニック障害になりそうだもん。あと僕が気に入らないのが、せっかく頑張ってコンボ覚えても、半年後、1年後にふとやってみたくなった時、忘れてるってこと。せっかく手に入れた強さが消えるのが気に食わん。バカみたいじゃないか。オートアタックリングならこの問題も解決する。いつやりたくなっても安心だネ。

オートコンボは常に最適な攻撃を選ぶんじゃなくて、どちらかといえば魅せコンボを重視してるらしいんで、アビリティ使用可能になってるのに使わない時あるし、そういう時は手動で割り込ませられるから、これぐらいでちょうどいい。FFチャレンジでも使えるってのもありがたい。むしろここでこそ手厚い介護が必要なんだし、1週目で依存しっぱなしでも禁断症状で苦しむこともない。今更アクションがうまくなりたいわけじゃないし、長いゲーム戦士人生で適性のなさはよくわかってる。無理してコーディネイター用のOS使うより、ナチュラル用のOS使った方が生き残れるだろう。

大体想像つくだろうけど、僕が一番好きなのはオーディンですね。いいよーオーディンいいよー。だって他の召喚獣だとアビリティ使ってる時は剣使えなくなるけど、オーディンなら斬鉄剣あるしさー。バルナバス戦は燃え燃えですた。こいつに勝てばついにオーディン来りゅぅぅぅっていうワクワクと、ぶつかり合う剣と剣、刃鋼と刃鋼。うおおおおお頑張れクライヴ!僕がついてるぞ!という気持ちで。

もちろんラストバトルもよかったですけどね。「人が人として生きられる世界」を創ろうとするお前にマジで惚れたから。PS5というマン・ファンタジーインターフェースを通して、僕は極めて近く限りなく遠い世界であるヴァリスゼアにアクセスして、クライヴとリンクする。お前の目が僕の目になり、お前の耳が僕の耳になる。お前が纏う炎を僕も感じている。「ありえない。荒唐無稽。絵空事。フィクションだろ?」、そうやって笑う奴が決して達することのできない世界で、僕は間違いなくクライヴと共に剣を振るった!

まぁ今のとこはこれぐらいか。アクションがメインのFFでシナリオより戦闘の方が評価できたってのが皮肉なもんだが。ちょいちょい入ってくる過去作ネタも楽しかった。とりあえずはしばらくほっとくかな。15の時みたいにあれこれアプデ入るかもしれないし、どうせFFチャレンジやるなら最終形態になってからやりたい。チャレンジの難易度次第ではオートスロウも使うことになるかもしれん。あぁ、いつだってここで終わらせとけば笑顔で終われたものを……と思いながらも、戦道を進んでしまう。

あとはー……DLCでEDの後やってくんないかな。クライヴの復活をなんとか…。長男キャラだし、二代目だし、弟殺してるし、イフニートの職無ントだし、僕は親近感わきまくりんぐなんですよね。あー俺ウヘイヴだ。ゴシュアも南鳩ヶ谷教団に保護されて生存してるといいんだが。