ファッション化するオタク文化 ~家族の再々集結を目指して~

FF7R3作目のタイトルはRE:END、ぜってーこれ。間違いなくこれ。確実確定確信でこれ。もし違ったら、僕に顔射してもいいし、されてもいいよ。マジで顔射賭ける。ビュルルルッッ!

攻転

「カツオです。先生が糞新規であることが分かるや否や、張り切ってしまう古参の磯野家なのでした…」

 

 

「……いいだろう。私は何も知らないにわか新参で構わない……ッッ!」

「先生が血涙を流してるでーす!」

「よっぽど悔しかったのね!」

「だがな!知識などというものは今後学んでいけばいいだけの話だ!尿のちょぴ漏れが気になる歳になっても、私にはそれだけの熱意がある!そして、私より知識があるからといって、この状況が変わるものではない!むしろ、この場に天空の剣を持って来てしまったことは、私に差し出したに等しいのだ!」

「だよな…。いくら知識があるからって、口喧嘩で勝っただけのことだ…。口喧嘩の勝利が価値を持つのは自分の安全が保証されてる時だけで、実際の暴力の前には知識も理屈も無力……。そして、今の僕たちは先生の暴力に曝されている…!ここには僕たちを守ってくれる法は無い…!究極的には最も価値のあるものって、ひどく原始的な腕っぷしの強さ…!」

「お前達の家宝で、お前達を殺してやるよ。さて、天空の剣の握り心地はいかがなものかな…」

「先生が地に突き刺さった天空の剣へと近づいていく…!」

「おほっ、この感触…!たまらんッ…!17の頃、初めて乳房に触れた感動が蘇ってくるようだ…!では、抜かせてもらおう…!」

「くそッ!結局状況が悪化しただけかよ!もうこれ以上悪化しようがないと思ってたのに、下には下がありやがる!やることなすこと上手くいかねぇ!!やっぱ責任とれよ、マスオ兄さん!!」

「いや、それはまだ早いよ……」

「……なんだ…?やけに剣が深く刺さっているのか、なかなか抜けないが…。むっ!むぅぅぅ!むんんんんん!!」

「初老が顔を真っ赤にして頑張ってるでーす!」

「でも、その頑張りをあざ笑うかのように抜けないわ!生真面目一筋で頑張ってきた人生を、剣が笑ってるの!?」

「……なっ、何故だ!?今の私は10代後半の最も充実した肉体なんだ!この筋力でも抜けないというのか!?」

「抜けるわけないさ…。天空の剣は『勇者』にしか扱えないのだから…!」

「それこそ、おとぎ話だろう!伝説の剣だろうと、剣は剣だ!抜けないはずが…!ぐっ…!ぬおおおおおおお……!!」

「おとぎ話かどうか、今お見せしよう…!集え、癒やしの光ッ!ベホイミ!!」

「ちっ、詠唱可能なほどにマスオの体力と魔力が回復したか…!時間をくれてやりすぎた…、いや、くだらん話で時間を稼いでいたのか…!?だが、今更ベホイミで誰を……まさかッ!?」

「癒やしの光が向かう先……もしかして……!」

「さぁ、そろそろ起きる時間だぞ…!サザエッ!!」

「先生にやられて、全裸で磔にされていた姉さんを癒やしの光が包み込んでいく!」

「………起こすのが遅いわよ!マスオさんッ!!」

 

 

次回を待て!