ファッション化するオタク文化 ~家族の再々集結を目指して~

FF7R3作目のタイトルはRE:END、ぜってーこれ。間違いなくこれ。確実確定確信でこれ。もし違ったら、僕に顔射してもいいし、されてもいいよ。マジで顔射賭ける。ビュルルルッッ!

過ぎた時を忘れるくらい今やりたいことやればいい

つーわけでLVレポです。あげたから俺んちに火はつけんなよ。
アムリョ、出征す
今回はすさまじくスムーズだったね。ビシっと起きてビシっとうんこもでてさ。うまくいきすぎた。
そう上手く物事がいけば、肩で風を切って歩きたくもなる。こういう時はGLAYだ。これからライブで聴くであろう曲なんて聴く気にならない。全然関係ない曲が必要なんだ。
山手線の中では、あのライブ前の特有の、喉の奥が乾燥して腹の中身が浮く感じだった。バカみたいに混んでて気が滅入ったけれど。


バルト9の戦士たち
僕が現場着いたのはほぼ5時ちょうどで、まだ30分もあるもんだから、早く着きすぎたと思ってしまうのが僕という人間だ。
戦場となるはずのバルト9はエレベーター周りが列形成して多少混んでるくらいで、他は平常運転もいいとこだった。特に戦士達が異彩を放ってるとかそういうこともなく。
15分前くらいで僕も13階にあがって自分の席を探し始めたが、久しぶりにスイマセン!前失礼します!申し訳ないです!をやることになった。
で、ざっと見た感じでは、けっこー年齢層は高めだった。若年層が多いと言われてるμ'sだが、そーでもねーだろ。何人か女も見受けられたが、まぁレズビアンどもはどこにでもいるのだから気にしても仕方あるまい。
果たしてこの中の何人が戦士として機能するのか、実際始まってみたら告別式でしたとかそんな展開になるんじゃないかと、ここに来て不安にもなったが、5分くらい前から現地の様子が映り始めて、画面の中の連中が始まる前から騒いでくれたおかげで、こちらもほぐれてきて声をだす奴も徐々にでてきた。
本来だったら、ステージに主役が立つまで声は出さないのが僕の主義だけれど、周りの連中を焚きつけて反応を見るためにも、この時点で仕事を始めることにした。そもそも開演までまだ5分もあるから、常に誰かが声をだしてる状態を保たなければ、せっかく上がったバルト9のテンションが下がる危険性が大いにあった。常に殴ってないとチェーンゲージが下がるのと同じである。
この時点での感想は、僕の列は僕が主力にならざるをえないだろうというものだった。僕の後ろの列にはある程度強力な戦士がいたし、前の方にもそれなりに戦士が揃ってたから、告別式は回避できたかなと思ったけど。
金払って楽しみに来てんのに僕は何の心配をしとるんだとも思ったが、そうこうやってるうちに女神達が起つ―。
無論、バルト9も総立ちだ。総立ちのはずだ。総立ちの…
立ってNEEEEEEEEEE!!!!!!!!!俺の左隣の奴立ってNEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!


永遠のようで瞬間のような時
しかし隣が立とうが立つまいが、選択肢など無い。
やるのだ!起つのだ!
1.僕らは今の中で
すぐ分かったんだけど、今回生歌なのよね。
僕の聴き方が間違っていなけりゃ、今までは一部の曲は歌をかぶせて歌ってたはず。生歌故の不安定さもでてるんだけど、あたしゃこっちのがいいね。
それにしても「無謀な賭け?勝ちに行こう!」のとこで聴くたびに泣きそうになる。
2.僕らのLIVE 君とのLIFE
ここはリハビリが役に立った。ここはね。
MC1
しかことジョルノがかよちんとえりちヘアになって凄まじく可愛くなってた。今後もアッコさんヘアじゃなくてこっちでいってもらえんか。あとりっぴーもポニテっぽくした方が可憐よね。
3.Wonderful Rush
狂乱。
4.夏色えがおで1,2,Jump!
高らかに謳歌する素晴らしさ。これこそが。
ライブドラマPart1 ライブの練習!?
μ'sって雨曲が極端に少ないんだよな。ここで回復しろってことね。
5.ススメ→トゥモロウ
アニメ同様の制服で歌う三人の白シャツからブラの一つでも透けないかと気が気じゃなかった。
6.夢なき夢は夢じゃない
自転車乗って歌う奴なんてそうそういねーぞ。
7.ぶる〜べりぃとれいん
この辺りから僕の列の連中もレベルが上がったらしく、ある程度任せられるようになってきた。まぁそれでも気ぃ抜くとね。
8.私たちは未来の花
ソロ曲やるなら9人全員やらなきゃ不公平ってことなんだろうけど、フルで9人やるとそれだけで9曲埋まるからなー。妥協案として歌うの1番だけってことなんだけど、ツアーとかになれば会場ごとに変えりゃいいから、フルで歌えるかね。文句つけるモンペもいそうだが。
9.なわとび
つーかほんとにかよちんヘアのしかこ可愛いな。似合いすぎだわ。
10.恋のシグナルRin rin rin!
何気にりっぴーって声優方面もけっこー上手なのよね。
11.Daring!!
しかし持ちソロ曲の数の違いで前回と違う曲歌うメンと同じ曲歌うメンに分かれてるわけだが。
12.まほうつかいはじめました!
だからさぁもう一人一枚アルバム出すべきよ。今のμ'sの勢いならやれんでしょ。
13.ありふれた悲しみの果て
つーかほんとにえりちヘアのジョルノry
14.純愛レンズ
何気にソロ曲の中じゃことりちゃんの次に副会長が好き。センセが気になったのは間違ってなかった。くっすんだけ客席にエースきゅんみたいにカード投げたんだが、そういうサービスは全員やるべきじゃねぇのか、木谷ぃ!?←木谷<なんで俺なの…
15.START:DASH!!
この一曲だけのために3話の衣装用意した精神は良いね。良い。
ライブドラマPart2 いきなりファッションショー!
どーでもいいけど、μ'sの活動資金って少ないみんなのお小遣いを持ち寄ってって設定だけど、よくあんな衣装とかセット組めるよな。誰か援交とかやってんじゃないかと心配になってくる。だってμ'sの薄い本ってそんなんばっかなんだもん←
16.これからのSomeday
ほんとに腋が。この衣装が腋天獄。お前何しに行ってんのとか言われそうだが。僕がライブに行く目的の1.5割くらいは腋なんですよ!←机ry
MC2
μ'sは優しいから頻繁にLV勢にも気を遣ってくれんのよね。ほんとにその優しさがさ。
17.もぎゅっと”love”で接近中!
可愛い曲揃いだけど、この一曲こそμ'sの究極girlishの体現だとわしゃ思う。
18.Wonder zone
いいよいいよ今度キュアメイド行こうよ。
ライブドラマPart3 ライブ直前!
なぜかここの内容を全く覚えていない。
19.輝夜の城で踊りたい
今後扇子が物販に追加されると予想。最後の土下座はナンカスへのリスペクトだろうか。
MC3
なぜかここの内容をry
20.WILD STARS
海未ちゃんはぶられるの巻。
MC4
ごめんね、ほのかちゃんとっちゃって発言が全てであった。
21.No brand girls
ぜんしんぜんれいっ!!
22.Snow halation
君の瞳に乾杯。


LVがもたらすもの
ここまでで本編は終了。あとはアンコールを残すのみとなった。
で、ここまでの感想が
腐ってるわ。このままじゃ終わるな。終わるわ。
なのである。
これを読んでこんな風に思う人もいるかもね。「えーお前ここまで文句なんて書いてなかったじゃん。今更何言っちゃってんのー?」
最初に言っておくが、μ'sに非は無い。前述の通り、全て生歌でここまで最高のステージをやってきた。文句のつけようなどない。
文句のつけようがあるなら、それは運営にであって、何よりも腐っていたのは僕だった。
まずは運営に文句をつけておくが、結局μ'sの力の見積もりが甘すぎたのである。その結果がLVであった。純情過ぎたという言葉で片付けられることではない。
アニメ化してここまで人気がでるなんて予想できなかったという言い分もあるだろうが、その素人には予想できないことを予想してみせるのが金貰ってるプロの仕事なのだ。結果見てから動くんだったら素人にもできる。何なら次回以降は僕がやってやろうか?ドブさらいよりよっぽどいいぜ!
と、一通り運営に文句をつけて、次に裁かれるのはアムリョである。
ここまでで何が一番気に入らないかって、僕がまるで吐きたくなっていないのだ。現場に行く最大の目的はバカ騒ぎをしたいからってことなんだけど、僕個人としては吐きたくなるほど疲れてこそバカ騒ぎができたという感覚なの。そういうものがまるで無い。うた娘での反省を活かしてエリクサーを2本持ってったが、本編が終わってまだ1本も飲みきってない状態だった。俺は今まで棒立ちでもしてたのかと愕然としたよ。
ズッコケ三人組の一冊にうわさのズッコケ株式会社がある。不便な釣り場で三人が飲食物の販売を始めて、クラスの連中相手に株式会社を経営するってハナシで、一回目の販売が上手くいった為、二回目からは商品を増やし、客の要望に迅速に対応するためにトランシーバーも投入されるのだが、この二回目が失敗に終わり、高い金だして買ったトランシーバーなど一回も使われずじまい。トランシーバーなんて買ってバカみたいじゃないか的なノリが昔から面白かったんだけど、まさに僕のかばんの中のポカリがその状態で、乾いた笑いしか浮かばなかった。
なんでここまで動けなかったってーと、結局LVだからイマイチのりきれなかったとか全体の雰囲気がーとかそういう曖昧なことは言いたくないんだけど、そういうのがあったのも事実ではあると認めなくてはいけないか。
具体的なこと言うと、強力に先導する者がいなかったのだ。だから統率がとれなかったし、周りの様子をうかがってからという状況になった。アニメ関連の新曲が半分を占めたライブだったからこそ、どう打つかリーダーシップをとる人間が必要だった。現場にはいたかもしれないし、いなかったとしても自然と数の力で決まったろう。それがバルト9では無理だった。
じゃあその役割をお前がやれよっていうことになるだろうが、そこは僕の怠惰、怠慢というしかない。うた娘でのリハビリがある意味で上手くいきすぎたのだ。だから、俺はやれる、現場に立てば体が勝手に動いてくれるという過信を生んだ。すなわち自業自得である。
うた娘の弊害はもう一つあって、オルスタ無法地帯だったせいで、与えられた小さなスペースの中での騒ぎ方という点のリハビリはまるでできなかった。そして、そのことにここまで気づけなかった。僕のミスである。
だからこのままライブが進めば、無飛のコメント通りLVは悲しみに帰結する流れだった。ノベンタ元帥のシャトルをOZの罠にはまって破壊してしまったヒイロの心情はノベル版だと「任務失敗は死だ。だがこのままでは死ねない。その相克がヒイロを苦しめていた」って書いてあったが、ヒイリョとしても正にこれだった。いっそのこと退場したかったが、それが赦される状況ではなかったのだから。


10人目と、青春の始まり
EN1.START:DASH!!
そんな中で始まったアンコール。もうなんというか全滅さえしなきゃいいや的な感じになってた。なんとみっともない姿かと自分でも思う。
こんな思いするためにわざわざ金払ってここに来たのかと、待ちかねていた時間がこうも救いの無いものになってしまったのかと。
MC5
だが、μ'sが僕を救った。
それは皆さんご存知の通り、待望の真の意味でのゲーム化、予想を確信に変えてくれたアニメ再始動、何よりもSSA。もう一度やってみろと言われた気分だった。
僕は泣いた。
泣きながらよーしよしよしよし!よーしよしよしよし!を繰り返すだけだった。
そしてこの後のメン一人一人の挨拶もみんなが涙フェスティバルだった。
特に印象に残ったのが、大黒柱のジョルノが一番涙腺弱くなってたのと、Pile様の泣きながら「みんな私のこと泣かないと思ってるでしょ?」と「もうこれっきりなんて言わないぞー!」で、1stライブの時に「これっきりかもねー」って言ったのをまだ気にしてるみたいで、別にその程度気にすることじゃないだろうというか、その程度気にしてたらゆかりちゃんなんてどうなっちゃうんだと思ったり。
START:DASH!!前の番号言うとこで、客席から10って聞こえてきて涙腺崩壊したんで責任とってくださいっていうりっぴーも、こんなに来たいって言ってくれる人がいるのに、それに応えられなかったのがすごい悔しかったっていううっちーも、ファイトだよ!でいじられ続けたえみつんも皆が泣いていた。
EN2.きっと青春が聞こえる
この時、揺れてたように感じたんだけど、あとで地震情報みたら地震なんてなかったみたいだし、一体なんだったんだ。つーか最後の最後で人の気を散らすようなことすんなよマジで。
ほいでこれでアンコールも終了。納得いかない部分だらけだったが、救いも確かにあったのだから、その救いを見せてくれたμ'sのためにも後悔はやめようと思った。
僕らは今の中でのインストがかかって、μ'sが舞台から姿を消そうとした。
その時だった。
現場の戦士達が歌い出した―。
EN3.僕らは今の中で オーバーロードver
声は瞬く間に大きくなり、広がった。戦士達が10番目のメンバーである証であった。
僕はライバーの底力を見せつけられた。そしてその熱と力はバルト9にも波及した。バルト9、燃ゆ。みなが声の限りに歌う、ただそれだけである。
まさにライバーの意思が集中し過ぎてオーバーロードを起こしている状態で、現場の戦士達がアクシズにとりついて「μ'sばかりに良いかっこはさせませんよ!」「アンコールが3曲になるかならないかなんだ。歌ってみる価値ゃありますぜ!」なら、全国のLV連中はサイコフレームの光に導かれてアクシズに向かう連邦の機体達か。
その歌声は女神達を振り向かせ、もう一度ステージに戻した。彼女たちに歌う予定などなかったはず。だけど、始まってしまえばステージは女神と戦士達のもの。うっちーの言葉通りになった。
ラブライブとは愛が生きる場所であり、ラブライバーとは愛に生きる者だ。μ'sは泣きながら歌い、僕も泣きながら歌った。この日一番の満足がここにあった。
今、この瞬間を、音ノ木坂を、我が第二の青春と呼べ。
そして、この時が彼女達にとっても青春と呼べる時代であれと願うのです。
公式にはアンコールは2曲目までしか掲載されていない。だが、この幻の3曲目こそがアニメ2期よりもSSAよりも、本当の意味でこの日の僕の救いになった。
いつしか歌は終わり、μ'sは笑顔で去り、バルト9の画面も沈黙したけれど、バルト9の戦士たちのテンションは超強気のままであり、それぞれが好き勝手に思いの丈を叫び、最後に三本締めが行われた。
バルト9を去る僕の胸中にあるのは喜びだけではなかったけれど、奇跡を起こした名も無きライバー達への感謝が何よりも強烈に残った。そんな日だった。
ちなみに左隣の奴は帰るまで一度も立つことはなかった。地蔵もここまで来れば立派というか、もうアストロンじゃん。