ファッション化するオタク文化 ~家族の再々集結を目指して~

FF7R3作目のタイトルはRE:END、ぜってーこれ。間違いなくこれ。確実確定確信でこれ。もし違ったら、僕に顔射してもいいし、されてもいいよ。マジで顔射賭ける。ビュルルルッッ!

「ワカメです。お父さんの強さを見せつけられた私は、自分の中にファザー・コンプレックスの発露を感じると同時に、年上の成熟した男性の魅力に抗えない女の悲しい性を認めざるをえないのです…」


「…そろそろ畳み掛けようかしらね」
「えっ、もしかしてお母さんも参戦するつもりなのッ!?」
「お父さんだけ、戦わせるわけにはいかないでしょう?」
「でも、『男の戦いに水を差すな』って言いそうな老害じゃないか、うちのお父さんは…」
「そんなことはないわ。お父さんが怒るのは、女が働きに出ようとする時だけよ」
「おじいちゃんは、女性の社会進出に反対する時代遅れのカビの生えた化石でーす!」
「くそっ、僕は自分の父親が恥ずかしいよ!今は21世紀なんだぜ…!ワカメだって将来は専業主婦なんていう事実上の無職に成り下がって、社会から取り残された人生を送りたくはないだろう!?意識を高く持って、成長と挑戦を続けるキラキラ女子にならなきゃ!」
「……私は、わかんないかな…。頑張ってる女の人って、必死に背伸びして男性と張り合おうとしてるように見えるのよ…。男性と同じフィールドで評価されることが、そんなに重要なことなの?女性に生まれてきたからには、女性にしかできないことを誇りを持ってやりたい。仕事と家庭の両立なんて、結局は綺麗事。妊娠・出産・育児を支援する社会保障制度がどれだけ整備されたって、人間自身はそんなに便利な生き物にはできていない…。それを分からず、あれもこれもと欲しがる女は浅ましいわ…」
「キラキラ女子がいる一方で、専業主婦を望む女性だって多いさね。女性の社会進出を叫ぶ女性からすれば、男に養われて満足している女性は敵。女性というものが、一つになりきれていない。女の敵は女ってことさね……」
「その話の続きは学級会でやるといいわ。こういう議論ができる子供達がいれば、日本の未来も捨てたものじゃないッ…!」
「おばあちゃんがが跳んだでーす!」
「来たか、母さんッ!」
「これが磯野夫妻…!稀代の魔術師と無上の武闘家…!さすがに独り身では分が悪いか…。早川、いつまで解説役をやってるつもりだ、来いッ!」
「えっ、私が…!」
「そ、そう言えば、早川さんは先生の側の人間だった…!早川さん!行かないでくれよ!もうこれ以上、知人が死ぬとこ見たくないんだよ!」
「……知人、か。あれだけSEXしても、クラスメイトの壁、越えられなかった…。さよなら、磯野くん…!」
「ああっ、クソッ!どうして行っちゃうんだよ!?」
「お兄ちゃんが早川さんの気持ち、全然分かってあげようとしないからでしょ!」
「僕にだってSEXする相手を選ぶ権利ぐらいあるだろ!馬面じゃ勃つモノも勃たない!勘違いさせたくねーんだよ…!知人以外、言いようねーだろがッ…!」
「そうこうやってるうちに2VS2でーす!」
「お父さん、一気に決めてしまいましょう」
「分かったッ…!」
「おっ……ごっ……!な、なんだよ…この闘気……。いや、殺気か…!殺気だけで、空気がこんなに重苦しく…!ううっ、吐きそ…。うちの両親、まじパねぇ……!」
「打ッ!!」
「おばあちゃんの飛び膝蹴りでーす!」
「常人離れした脚力が爆発的推進力を生み出す!大気を引き裂き、先生へと突貫していくわ!」
「くっ…!」
「ギリ掠った!?避けた!?」
「目が追いつかないでーす!」
「キエエエエエッッ!!」
「僅かな隙も与えず、炎の爪による急所突きの連撃!お母さん、完全に殺る気だッ!」
「なんという……!これが磯野フネか…!」
「先生が完全に防戦一方だわ!」
「先生はお父さんと同じ魔法使いだもんな…。接近戦に持ち込まれたら、肉体派のお母さんが有利…!」
「磯野くんのお母さん…!私もいるってこと、忘れてもらっちゃ困るさね…!お義母さんと呼べなかったのは残念だけど、死んでもらう!熱波焼塵!ギ…!」
「忘れてなんかいませんよ。相手にしてないだけ。セイッ!!」
「がはッッ!!」
「まっ、回し蹴りだ!お母さんの回し蹴りが早川さんの腹部にめり込んだッ!もう赤ちゃんが産めなくなってもおかしくない!」
「大気との摩擦熱で赤熱化したおばあちゃんの脚が、続けて先生を捉えたでーす!」
「回し蹴りは複数の敵を狙う際に最も効果を発揮する技…!ここまで綺麗に使いこなすなんて、さすがお母さんだわ…!」
「むうッ…!」
「先生はかろうじてガードした!?でも、ガードの上からでも効いてる!」
「くっ…早川ッ!大丈夫か!?」
「ごっ…がっ…ぐはっ…!」
「早川さん、もう使い物になってない…!だから、やめとけって…!」
「先生、よそ見はいけませんよ。お父さん、そろそろいいかしら?」
「あぁ、殺れるだけの魔力は溜まった…!」
「では、息を合わせて夫婦の共同作業…!」
「「地獄の業火にその身を焼かれろ!メラミッ!!」」
「何ぃぃッ!?お父さんとお母さんのダブルメラミだって!?カオリちゃんと花沢さんを焼死体に変えた死を呼ぶ炎!お母さんの炎の爪から発せられる火炎弾と、お父さんのチャージした魔力によって生み出された巨大な炎塊球が左右から先生に襲いかかる!先生の身を、心を、魂を灼くッ!!耐えられるはずねぇ!!さよなら先生!!」


ついに決着の刻…ッ!?
次回を待て!