ファッション化するオタク文化 ~家族の再々集結を目指して~

2022年度も、海堂家は日本国の定めた新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン及び早稲田大学教旨に従い、模範国民を目指し、自主的な感染予防の為の取り組みを進めてまいります。

「カツオです。忘れた頃にやってくるこのシリーズ、もう落とし所も見えていないのですが、とりあえず姉さんが助けに来てくれて安心できると思った矢先に、先生の口からでたAB計画という言葉が姉さんを動揺させているのではないかという不安が僕の光明を奪っていくのでした…」


「…その反応、どうやら当たりのようだね、磯野のお姉さん。やはりAB計画はある程度の段階まで進んでいたのか…。ますます磯野を渡せなくなったな」
「…黙んなさいよ、ジジイがッ…!下衆な勘ぐり入れてっ!」
「やはり『人工物』であるというのは負い目になってしまうのかな…?私は純粋な人間だから分からないが。ククククッ…」
「…女房の古傷えぐるのはそこまでにしてもらおうかな…。立ち昇れ烈風!バギッ!!」
「おっと…ご主人もいたんだったか…」
「先生、あんなに簡単にマスオ兄さんのバギを避けた…。やっぱり相応の実力者…!」
「バギは対象の真下から風の刃を発生させる呪文だからね…。低級呪文と言えど、回避はだいぶ難しいはずなのに…やっぱ先生は強いさね」
「…ノリスケ、いつまで寝てるつもりだ。そろそろ左腕の義手も体に馴染んだだろう。お前はご主人の相手をしろ。私はあの『人工物』をやる」
「調子乗んじゃないわよ、ジジイ!!すぐに斬り伏せてやるわッ!!」
「サザエ、熱くなるな!つまらない挑発だ!」
「おっと、マスオさん。アンタは僕と遊んでもらわにゃあね!」
「2対2だけど…、勝てるのか、姉さん…」
「さぁマスオさんッ!僕のこの義手の威力をたっぷりと味わってくださいよお!ほらほら連射連射メラの連射ァッ!!」
「ノリスケおじさんの義手からメラが何発も!呪文を発動させるには必ず詠唱が必要なはずだから、あんな連射なんてできるわけがない!どうなってるんだ!」
「メラの魔法を封じ込めたカートリッジがあの義手には装填されてる。事前に用意されたものを吐き出してるだけだから、詠唱をいらないってことさね」
「そ、そんな技術があるの、早川さん…?」
「昔、アバンの使徒って呼ばれる者達の中に魔弾銃っていうのを使う戦士がいたみたいだけど、その技術の応用さね」
「サザエ、無闇に突っ込…ぐっ!!」
「あああっ、マスオ兄さんにメラの雨がっ!姉さんのことを気にしながらの戦闘じゃ無理だッ!」


次回を待て!