ファッション化するオタク文化 ~家族の再々集結を目指して~

FF7R3作目のタイトルはRE:END、ぜってーこれ。間違いなくこれ。確実確定確信でこれ。もし違ったら、僕に顔射してもいいし、されてもいいよ。マジで顔射賭ける。ビュルルルッッ!

We Love 仮面ライダー この魂 見せたいくらいだ

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久しぶりに画面に映ったのに、結局使われないまま終わるオーソライズバスター。おもちゃを買ってもらえる貴重なチャンスをこいつに使ってしまった者からすれば、冗談ではない!といったとこだろう。不破さんにあげればまだ活躍のチャンスがあったのに、完全に死蔵するんだもんな。ここはちゃんと反省しろよ。

 

 

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ヒューマギア lives matter.

本来ならマギアに有線接続ハッキングされて、プログラムを書き換えて、ヒューマギアのボディを原子レベルで分解、再構成するウイルスを注入されなきゃトリロバイト化できなかったのに、人間への敵意を持ったら自然と変化するようになってるのは、アークが物理的なデバイスを必要としない、地球を覆う邪念と化してしまっているからか。よくまぁそこまで進化できたな。

地球上のどこにいても、悪意を持てばアークにつけこまれる。心がなければ悪意も持ちようがないから、今回の騒ぎですごい数のヒューマギアがシンギュラに達したんだろう。

 

 

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わざと貰いにいったのは、殴られて自分の目を覚まさせるため。殺したから殺されて、殺されたから殺してでは、永遠に何も終わらないと或人も分かっていた。それでも踏ん切りがつかなかった己の弱さを、ここで滅に滅ぼしてもらった。これだけ痛けりゃ嫌でも目が覚める。

迅のことに対する償いの気持ちもあったんだろう。俺を殴って気を済ませろというブライト魂。

そして、きっともう一つ。

 

 

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「だが忘れるな。本当の強さとは、力が強いことじゃない」

学ぶべき教訓その1、心の強さこそが本当の強さ。五代が凄まじき戦士になっても聖なる泉を枯れ果てさせることはなかったのも、心の強さあってのこと。

ゼアに呼びかけることで父さんが出てきたってことは、ゼロツードライバーにもゼアのコピーが搭載されてんのかな。本家に比べれば機能限定だろうけど。イズの中にあったのも簡易版かな。このサイズに小型化できるなら、でかい衛星打ち上げる必要ないしなぁ。

 

 

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「家族を奪われて、悲しまない奴なんかいない!」

学ぶべき教訓その2、家族大事に。これはもうほんとにそういうことですから。

 

 

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「お前も家族を奪われた…。奪ったのは、俺だ…」

学ぶべき教訓その3、自分がやられて嫌なことは他人にするな。

他人の痛みを想像し、他人の立場でものを考えられるのは心がある証拠。或人は滅に生まれた心を信じ、きっとできると確信していた。だから、命を張って訴えた。

ほんの少しでいいから、自分の話じゃなく、他人の話、聴いてみて欲しい。

 

 

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滅もまた自分の中に生まれた心を認識しながらも、計算では割り切れない混沌に翻弄されていた。こんなものを自分に与えた人間に苛立っていた。そこをアークにつけこまれた。

「絶対に乗り越えられる!心があるって分かったんなら!」

或人は叫ぶ。ヒューマギアが人の暮らしを支える世界で、人がヒューマギアにしてやれること。それは心を教えることに他ならない。

悪意は心から生まれるものだが、悪意を斬り伏せることができるのも、心の強さなんだ。

 

 

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言葉で伝えてやれることは、全部伝えた。

ここから先は、もう言葉いらねぇから。

 

 

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怒りも、嘆きも、痛みも、全てを仮面が隠していく。

だけど、仮面の下にはどうしようもないほどの心があって、どうしようもないほどに人間なんだ。

 

 

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滅の拳を受け止める。真正面から。

俺を縛る邪念をお前が砕いた。今度はお前を縛る邪念を俺が砕く。

そう、さっきおとなしく殴られたのは、後でお前を殴るつもりだったから。悪く思うな、一回は一回だ。

 

 

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「心からお前が憎い!」

心を剥き出しにして、拳を振るう滅。一歩も退かず、拳を返す或人。

人工知能の奥底にこびりついた悪意を祓うため、そして心を伝えるために。

男と男、戦士と戦士、拳を交えることでしか伝えられないものがある。

愚かに見えるかもしれない。だが、こいつらはどこまでも男、誰よりも戦士。別れ際にソウゴと殴り合ったのだって、そういうことなんだ。

太陽が落ちるまで拳を握り殴り合って、傷だらけのままで似た者同士と笑ってた――。

 

 

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「だが、本当に滅ぶべきは、お前でも、人類でもない…!」

「あの二人なら悪意を乗り越えられる」

ついに悪意の呪縛から解き放たれ始めた滅、そこに人とヒューマギアの未来を見る迅。

アークがどこまで進化したとて、予測できない未来が存在する。

 

 

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帰らぬ人を前に言葉は出ず、言葉は無くとも見据えるものは同じと信ずるから――。

お前を止められるのは唯一人、俺だ!!

 

 

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縦横無尽に乱舞する蠍の刃尾。超人的な跳躍で尽く躱し、迫る飛蝗。まさに閃光、まさに飛電。



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激突する両者の鋼脚。

さぁ、さぁさぁさぁ、力比べだ、技比べだ。

お前の言う、心の強さ。どれ程のものか見せてみろ。

あぁ、見せてやる。今、見せてやる。お前が真に求めていた力が、これだ。

 

 

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互いに地を蹴り、破壊の光を宿した拳を相手に振り抜く、振り上げる。

勝負を分けたのは刹那の判断、戦闘嗅覚。アークスコーピオンの紫毒の鉄拳を紙一重で回避、リアライジングホッパーの59.1tの一撃が決まる。

 

 

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空へと打ち上げる。機を逃さず連撃追撃。165.7mの跳躍から繰り出される膝蹴りが腹に直撃。

容赦もない、油断もない。可哀想だと思うかい?ここまでやらなくても、と思うかい?

戦うとは、こういうことだ。目を逸してはいけない。

 

 

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一年に渡る長き戦いに終止符を打つ、極めの技が今放たれた。

 

 

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完全に捉えた。命中まで1秒未満。天より降り注ぐ必殺の運命。その時、滅は――。

 

 

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両腕を広げ、敗北を、死を受け入れた。

それは同時に、滅が心の強さを手に入れた瞬間でもあった。

救いようのない話だよな……。一人の人間の私怨から始まったことが、こんな戦争になっちまった。数え切れないほどの痛みと悲しみを撒き散らして……。

この世の中に神様はいるんだろうか。会ったこともない神様が。いるとは思えない。でも……。

 

 

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なぁ、信じてみないか。たとえ神も仏も居なくても、仮面ライダーは居る、ってな…。



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悪を憎み、人を赦し、過ちを正す、愛の救世主――。

 

 

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「なぜ俺を破壊しなかった…?」

「もう…その必要は…ないだろ…」

絞り出すように呟く或人。

イズが殺されたという事実は、これからも変わらない。ここで滅を破壊してしまえば、少しは自分の悲しみに区切りをつけられるかもしれない。

でも、それをあえてやらないんだ。誰かに痛みを押しつけるのではなく、自分が痛みを背負って、憎しみの連鎖を断ち斬る。自分の所で、全て終わりにする。

これは大変な勇気を必要とすることだ。それを為せる者を、人は勇者と呼ぶ。

 

 

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一つの戦いが終わり、新しい始まりへと……。

「飛んでみせるよ、夢に向かって!」

 

 

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「俺はバルカン。街の平和を守る仮面ライダーだ」

セリフと髪型と服装で翔ちゃんぽくなってる。

 

 

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悪意の監視者となって、世の裏で戦い続けることを選んだ二人。

人類が存在し続ける限り、悪意もまた存在し続けるのだから、気の遠くなるような戦いになるだろう。それでも、鋼の体朽ちるまで、贖罪の道を歩き続ける。ならば、僕ももう何も言うまい。

 

 

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禍々しい力を感じる……。

こいつこそ悪意の権化なのか……?

 

 

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イズが復元された意味を理解できていない者も散見されるが、喪失の痛みを知らぬ、軽率な幸せ者といったところだろう。

或人にも葛藤があった。新しいヒューマギアを秘書にすることも当然考えたはずだ。それでも、いくら考えても、自分の隣に立つのは彼女以外にあり得ない。姿形をどれだけ似せたところで別人であると分かりながらも、心を教えていく。その先がどうなるのかは、まだ誰にも分からない。

滅を破壊しなかったのは、きっと自分自身のためでもある。復讐心に支配されて滅を破壊してしまえば、新しい彼女の前で心から笑うことなんてできなかっただろうし、「滅は破壊して恨みは晴らす、その上で自分の寂しさを埋めるために、自己中心的であるかもしれないが、イズを復活させる」では都合が良すぎる。

滅を赦す、その代わりに自分にもわずかでいいから救いが欲しい。世界の為に戦い、深く傷ついた戦士の切なる願いを誰が責められるというのか。文句ある奴は出てこい。俺が相手になってやる。

戦士もまた人間なのだ。その人間の弱さを、脆さを愛しく思え。そして、弱さと脆さを擁いてくれるのがヒューマギアであると信じる。

 

 

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37年前に答えは出てる。

 

 

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飛電インテリジェンスよ、永久に…とは、まだ言わないよ。

未だ道半ば、祓うべき邪念はこの星を覆っているのだから。

しばしの別れだ。また会おう、仮面の勇者!

 

 

 

 

ついでにはじめてのファンタジック本屋かみやま

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よし、お前も頑張れ!

19年ぶりに仮面ライダーを歌う曲の復活だ!