ファッション化するオタク文化 ~家族の再々集結を目指して~

2022年度も、海堂家は日本国の定めた新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン及び早稲田大学教旨に従い、模範国民を目指し、自主的な感染予防の為の取り組みを進めてまいります。

今年もめぐってきたのね!

観ないでべちゃくちゃぐだぐだ言うのもアレなので、新宇宙開拓史を観てきたわけです。
結論から言えば、去年よりは遥かにマシだった。
マシだったんだけど、なんでマシなのかっていうと原作を忠実にトレースしてるってだけの話で、だったらマシなものになるの当然だよねと思う。
教科書見て100点とるよりも、見ないで80点の方がよほど価値はあるんじゃないかってことなんだけど、まぁカンニングしても結局100点取れてなかったしね。60点くらい?
去年はゼロから新しく作ってゴミになった。今年はリメイクして、ゴミではないけど、パン屋で捨てられるパンの耳くらいの感じになった。同じリメイクでも恐竜と魔界は一応商品として売られるパンぐらいのレベルだったのに(恐竜は微妙か…)なんでこの結果なのかっていうと、リメイクにあたって新しく追加した要素が蛇足にしかなってないってことなのですね。
新キャラ及びそれに付随するエピソードってのが、哀しいくらいにもとのシナリオから浮いてる。あってもなくてもどっちでもいいってレベルだったならまだよかったのだけれど、テンポを悪くしてしまっているというこの罪悪。
僕なんかは「もう教科書に書いてあることそのままコピペしたいんだけど、さすがにそれだと先生にばれるから、ちょっと自分でいじっておこう」ってことでこんなことやったんじゃないかって印象を受けちゃったわけで。その「いじっておこう」の部分が「こういじればもしや教科書を超えられるのでは」という積極的な考えからきてるのか、あるいは「いじった結果点数が上がっても下がっても、とりあえずコピペがばれなきゃそれでいい」って消極的な考えからきてるのかっていうのはあんまり考えたくない部分なのだけれど。
相も変わらずのタレント声優起用については、もう呆れ果ててしまう。去年のゴミのせいで声優についてはかなりクレームが来てるはずだから、今年は慎重にいくかなと思ったら、「俺らはその程度でビビるチキンじゃねーぜ!」という意地を見せつけられた気分で、もうあれではクレムちゃんへの冒涜である。
曲もねぇ…。なんで鉄矢に歌わせないのか。事情があって鉄矢が無理っていうなら他の奴でもいいけど、ベテランで落ち着きのある人間に歌ってもらいたい。それでさらに内容とリンクする曲であれば最高なのだが。まず最低条件として「ドラえもんと関連付けた際に違和感の無い楽曲」であるっていうのがあって、もうここ数年はこれをクリアできてない曲のオンパレード。映画の内容と関係あることを無理に歌えって言ってるわけではないのだけど、「これはドラえもんっていうキャラクターと馴染む曲なのか?」と疑問に思えるような曲だから、腹も立ってくる。今をときめくアーチスト様方が壊れたテープレコーダーみたいに同じようなことを繰り返し、焼き直して歌ってらっしゃる「あたしゃアンタが好きなのよ」系の曲。(系っつーか9割これだもんな)これがドラとは親和しないわけです。まぁ、全ての「あたアン」系の曲が親和しないかっていうとそうでもなくて、高い融合係数をだしてる曲もあるのよ。でも、そういう曲は内容と通じる部分があったりだとか、ドラに相応しいあたアンのレベルになってるとか、そういう理由がある。ドラに合わせる工夫もせずに流行りのアーチスト様があたアンを歌えば、それはドラに使う必要性が無い曲ってことになるのは当然でありんす。またここでも、どっちが頭下げに行ったのかっていうカナシ問題と同じことが僕的には疑問なんだが。感情に任せて言っちゃえば、俗物がドラに関わんじねーよ、マンカス野郎!ってことなんすけどね。…その肝心のドラ自体がすっかり俗物めいてきてることが一番の問題か。
もう来年は観に行きません。今回に関しても、家で原作読み直した方がよほど得るものがあった。来年はアニメ30周年、原作40周年の超大作らしいですが、もうこれは地雷フラグもいいとこの予告だと思います。きっと来年も、公衆便所で隣の個室から聞こえてくるウンコがアナルからひり出される音以下の曲と、おっさんが咳こんだ後にたんを吐き出す際のうなり声にも劣る声が劇場を席巻するのでしょうね。
もうドラは尊厳死を選ぶ時期に来てるのやもしれん。このままじゃ行く末はドゥガチか…。